日本ハム 約2年ぶり6連敗で借金生活…リクエスト覆らず同点ならず

[ 2019年6月30日 20:02 ]

<日・ソ>8回2死一、二塁、打者・田中賢の時に二走の中島卓が三盗成功、本塁狙うも生還ならず(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムがソフトバンクに3―4で逆転負けし、17年8月以来の6連敗。最近10試合は1勝9敗で、5月28日以来の借金1となった。

 試合のポイントの1つとなったのが、1点を追う8回2死一、二塁、打者・田中賢の場面だった。カウント2―2から二塁走者・中島が「(左投手のモイネロの)足が大きく上がっていた」と三塁への単独スチールを成功。しかし、一塁走者・清水がつられて飛び出して一、二塁間で挟まれたため、中島は「ホームでプレーした方がいいと思った」と本塁を狙ったが、際どいタイミングでアウト。栗山監督はリクエストを要求も判定は覆らなかった。

 捕手・甲斐のタッチをかいくぐって生還したようにも見え、リプレー映像を見た本拠ファンはわき上がったが、中島は「ミットか甲斐の体が頭に当たったと思った。甲斐もタッチしたと言っていた」と証言した。

 また、三盗直前に三塁コーチの川名外野守備走塁コーチに「行っていいですか?」と確認して「ゴーサイン」をもらっていたが、一塁走者の清水には伝わっておらず、「伝わっていなかったことは反省」と川名コーチ。清水も「ついて行ってはいけないところでついて行ってしまった」と反省した。

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2019年6月30日のニュース