DeNA ラミ監督 佐野同点打に「いいタイミングで出てくれた」

[ 2019年6月30日 23:39 ]

セ・リーグ   DeNA2-2広島 ( 2019年6月30日    横浜 )

先発・井納の交代を告げるラミレス監督(撮影・島崎忠彦)
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 9回2死三塁の場面でDeNAの打席は代打・佐野。広島の抑えフランスアがカウント2-1から投じた4球目をとらえると、打球は右翼手の前へポトリ。値千金の同点適時打となった。

 ラミレス監督は「あのヒットはすごくよかったと思います。実は左ピッチャーから今シーズン初めてのヒットなんです。右には非常に強いんですけど、(左投手相手に)いいタイミングで出てくれたかな」とコメントした。

 ただ、チームは引き分けに終わり、5割目前にして足踏み。そんなもどかしさもある結果にラミレス監督は「一日一日、戦っていくだけだと思います。もちろん来週も試合がありますんで、その瞬間というのはすぐ来るとは思うので、しっかり戦っていきたい」と、焦らず、騒がずのスタンスを見せた。

 投手陣は先発井納が6回無失点の好投を見せるが、中継ぎの藤岡が2失点で逆転を許す結果に。ラミレス監督は井納について「6回投げて90球以上ですね、すごくよくやってくれたと思います。これ以上できないんじゃないかというくらいいいピッチングを見せてくれたと思います」と絶賛。一方の藤岡は「2失点しましたけど、横浜スタジアムは防御率1・59ですし、今までいいピッチングしてくれましたので。いい時もあれば悪い時もありますんで、特に問題ないかと思います」と、変わらぬ信頼を寄せていた。

 広島3連戦は2勝1引き分けと“負けなし”で乗り切ることに成功。次カードの阪神戦はAクラス攻防戦となる。阪神戦をにらみ指揮官は「非常にポジティブな形で広島戦を終えられたかな、と。阪神は(順位表で)明日朝起きればAクラスで並んでるチームですので、いいモチベーションで戦えればと思います」と、意気込みを見せていた。

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2019年6月30日のニュース