ファンは心配…西武・平井、それでもやっぱり「球宴、出てみたい」

[ 2019年6月7日 10:00 ]

力投する西武・平井
Photo By スポニチ

 個人的には、是非とも出場して欲しいと思う。

 先日のZOZOマリン。西武の中継ぎエース・平井と、7月12、13日に開催されるオールスターの話題になった。

 「やっぱり選手として、一度は出てみたいですよ!」

 その思いが伝わる熱い口調。そこで写真を撮らせてもらい、スポニチのツイッターアカウント「スポニチ野球記者」で「ぜひ皆様、ファン投票で平井投手に清き一票を!」とつぶやいた。

 ファンの方は優しい。実は、つぶやきに対する反応で一番多かったのは「球宴期間は平井投手には休んで欲しい」というものだった。

 6月6日の広島戦では7点リードの7回にマウンドへ。1回を1安打無失点に抑えた。これでチーム55試合の半分以上、リーグトップタイの30試合目の登板。ファンも球宴に出て欲しいと思っている一方で、登板過多を心配しているのだろう。

 平井にも、そんなファンの反応を伝えた。本人は感謝していたが、それでもやはり「球宴、出てみたいです」と言った。愛知産大からHonda鈴鹿を経て、ドラフト5位でプロ入り。社会人を3年経験し、17年のプロ1年目は25歳で迎えた。中継ぎとして連日のように投げることを苦にせず、笑顔で「楽しい」と言える。そんな男だからこそ、夢舞台を経験させてあげたいと思う。

 ファン投票のパ・リーグ中継ぎ投手部門では、6日の第9回中間発表で4位。1位の宮西(日本ハム)とは約6万票の差がついていて、ちょっぴり厳しい。

 しかしここまで獅子奮迅の活躍。全パを率いる辻監督から、監督推薦で選ばれる可能性は十分にある。

 いつも明るい笑顔で、周囲を和ませるいじられキャラ。6日の試合では打球を右足首に当ててベンチで治療するシーンもあったが、試合後に辻監督は「あんなのピッチャーゴロだよ!」と冗談交じりに言っていた。そんな指揮官は今季、試合後に勝因を聞かれた時に「あそこで平井が抑えたから」というコメントを何度も口にしている。信頼感は厚い、のだ。

 今年の球宴の舞台は東京ドームと甲子園。平井がそのマウンドで投げる姿が見られればいいな、と思う。ファンの皆さんは心配しているが、大丈夫。平井はそんな「やわ」な投手ではないから。(記者コラム・鈴木 勝巳)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年6月7日のニュース