数字で見る平成の伝統GT戦 不名誉記録もエースの証 G桑田、T藪が最多敗戦

[ 2019年4月22日 08:00 ]

巨人・桑田真澄投手
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 平成のGT初対戦は89年4月11日に行われ、阪神の池田親興が完投で白星第1号に輝いている。同じく完封第1号は同年6月4日の斎藤雅樹(巨)。これを皮切りに平成のGT戦ではともに最多の10完封、38勝と猛虎打線に立ちはだかった。救援で活躍したのは火の玉直球の藤川球児(神)。平成のこの対決では最多となる133試合に登板し、そこで積み重ねた40セーブもトップだ。

 一方、平成のGT戦で最も黒星を喫したのは、巨人が桑田真澄で30敗(28勝)、阪神が藪恵壹で24敗(18勝)。かつてのエース2人が不名誉記録のリーダーとなったが、最多投球回を記録したのも桑田(448回2/3)と藪(380回1/3)。白星とともに黒星も増えたのは、平成の伝統の一戦で多くのイニングを投げ抜いた結果といえるだろう。

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