同大サヨナラで今季初勝ち点!大阪桐蔭出身ルーキー道端、完璧救援で流れ呼んだ

[ 2019年4月22日 18:48 ]

関西学生野球 第3節第3日   同大3―2関大 ( 2019年4月22日    ほっと神戸 )

<同大・関大>4回から登板し2イニングを完璧に抑えた同大・道端
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 同大が土壇場で試合をひっくり返し、サヨナラ勝ちで今季初の勝ち点を挙げた。1―2とビハインドの9回、無死一塁から四川(3年・履正社)の適時二塁打で追いつくと、なおも無死一、三塁の好機で代打・堀北(1年・佐久長聖)が中堅に決勝の犠飛を放った。

 序盤2回で2点を取られた同大。劣勢でキラリと光ったのは、道端(1年・大阪桐蔭)の好救援だった。公式戦2度目の登板。4、5回を1人の走者も許さず完璧に封じ、試合の流れを呼び込む快投を見せ「短いイニングを任せられたので、全力で投げようと思っていました」と胸を張った。

 大阪桐蔭では昨年の甲子園で春夏連覇を経験したが、根尾(現中日)をはじめ、柿木(現日本ハム)、横川(現巨人)など、そうそうたる面々との競争もあり、道端のベンチ入りは3年春だけだった。「僕らの代はいいピッチャーが何人もいたので…」と、夏はスタンドから声をからし、悔しい思いもした。だが、積んできた経験とそれによって得た変則フォームは今後の武器になる。澁谷卓弥監督とは「大学で花を咲かせなあかんな」と話し合い、大学での活躍を誓っている。

 もう1人、大阪桐蔭から同大に入学した1年生がいる。こちらは「2番・右翼」として昨年の甲子園大会の全11試合に先発。10試合で安打を放ち、通算46打数18安打の打率・391とバリバリのレギュラーだった青地だ。この日が公式戦初出場。7回1死三塁の場面、代打で登場し二ゴロに倒れた。「初ヒット打ちたかったです」と素直に悔しさも口にしたが「自分の前にバントでチャンスをつくってもらったので、期待してもらっているんだなと思った」と、高校時代と変わらぬ笑顔で大学デビューを振り返った。1メートル73、76キロと比較的小柄な体。「大学生の体になれるように、まずは体を大きくして力をつけたい」と、現在は22時に夕食をとった後、入浴して23時にまた食事する“食トレ”で体重増に励んでいる。白米のお供は好物のたらこ。寮生活だが自分で炊飯し、80キロを目指している。

 互いの存在が刺激になっている。2年の秋にチームは神宮大会に出場したが、ベンチ入りできなかった経験から道端は「青地と2人でまたもう1回神宮に行きたい」と夢を語る。青地も「道端が先に(大学で試合に)出て悔しかったけど、自分も頑張ろうと思えるプラスの存在」と、ともに成長を喜び合える関係性を築いている。大阪桐蔭“最強世代”の2人が、同大の主力として羽ばたく日もそう遠くないかもしれない。

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