オリックス頓宮2戦連発 プロ初V弾に西村監督「最高のホームラン」

[ 2019年4月20日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス5―4楽天 ( 2019年4月19日    楽天生命パーク )

9回1死、頓宮は決勝のソロ本塁打を放つ(撮影・西海健太郎)   
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 花冷えする仙台の夜空を切り裂き、打球は左中間席へ消えていった。オリックスは19日の楽天戦で同点の9回、頓宮が決めた。青山の初球の直球を「狙っていた。しっかり踏み込むことを意識した」と強振。プロ1号を放った前日の日本ハム戦に続き、連夜のアーチだ。ベンチ前ではカメラに向かって両手で「パンチパーマ」を指さすお決まりのポーズでチームを盛り上げた。

 開幕戦から中軸に座るなど順調にスタートを切ったが、西村監督が「疲れもあり、本来の思い切りの良さがなくなった」と14日の西武戦では初のスタメン落ち。ここ5試合連続で下位打線に回ったが、本人に焦りはなかった。「いろんなティー(打撃練習)をコーチの方とやって、良い感じになってきた」。片ひざをつきながら打ったり、打たずにボールを目でとらえる方法など、多様な練習で調子を戻した。西村監督も「よく打った。最高のホームラン」と手放しで称えた。

 亜大では通算14本塁打を記録したが、そのうち10本が4年生で放ったもの。突然の開眼は、少年野球時代のコーチで父でもある哲也さんから教え込まれた「ドッシリ構えろ」を実践したものだという。プロで結果が出なかった時期も、「先輩方から新人なんだから結果を気にするな」と助言され、気持ちが吹っ切れたことでドッシリ構えられた。

 6回には安楽から一時勝ち越しとなる適時二塁打を放つなど、完全復調の気配が漂う。4番のロメロが6回の打席で右脇腹に違和感を覚えて途中交代したが、今の頓宮ならカバーできそうだ。ルーキーイヤーの目標は「2桁本塁打」。16年の吉田正(10本塁打)以来となる快挙へ、期待が高まる。(鶴崎 唯史)

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