雄星は5回6失点、勝ち投手の権利得るも救援打たれメジャー初白星ならず

[ 2019年4月6日 06:15 ]

ア・リーグ   マリナーズ8―10ホワイトソックス ( 2019年4月5日    シカゴ )

<ホワイトソックス・マリナーズ>力投する菊池(撮影・会津 智海)
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 マリナーズの菊池雄星投手(27)が5日(日本時間6日)の敵地ホワイトソックス戦に今季3度目の先発登板し5回6失点だった。チームが6回の攻撃で逆転したため勝ち投手の権利を得たが、救援陣が逆転を許し菊池のメジャー初勝利はならなかった。試合はマリナーズが8―10で敗れた。

 前日の悪天候により試合が中止となりスライド登板となった菊池は、味方が1点を先制してのマウンド。初回先頭から遊撃ベッカムの失策、中前打で無死一、二塁、再びベッカムの失策で同点とされた。この後無死満塁となり、モンタナに中越え2点二塁打を浴び勝ち越され、この回3点を失った。

 2回も2安打と盗塁で無死二、三塁からアンダーソンに2点適時打され、さらに一、三塁から併殺打の間に三塁走者が還ってこの回さらに3失点した。3回は1安打されたが無失点に抑え、4、5回はともに3者凡退だった。

 マリナーズは2回までに1―6とされたが、小刻みに追撃し2点差で迎えた6回に2ラン2本で逆転、菊池に勝ち投手の権利が生まれた。

 菊池は5回93球を投げ、7安打4奪三振1四球6失点で救援陣に後を託したが、7回に逆転されメジャー初白星はお預けとなった。また、父雄治さん死去(享年59)後初の登板だったが、白星をささげることはできなかった。

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