【田淵幸一 視点】初勝利の巨人・高橋、安定した制球で内角の出し入れが上手

[ 2019年4月5日 08:08 ]

セ・リーグ   巨人10―1阪神 ( 2019年4月4日    東京D )

プロ入り初勝利を挙げ、原監督(左)から祝福される高橋(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人・高橋は真っすぐがそんなに速いわけじゃない。スライダー、カーブ、シンカー。変化球も特別凄いボールはない。それでも6回を1失点にまとめた。プロ初登板初勝利を支えたのは安定した制球力だ。

 ストライクからボール、あるいはボールからストライク。打者にとってはタイミングが取りづらい2段モーションで間を取り、微妙なコースに球を出し入れする。特に良かったのが内角の使い方。左打者には真っすぐで突っ込み、右打者にはスライダーでファウルを打たせてカウントをかせぐ。打者22人に対してわずか1四球。それも初回、大山に対してフルカウントから投げ込んだ内角の真っすぐがわずかに外れただけだった。

 次回は強力打線相手にどんな投球をするか見てみたいが、それまでにしっかりやってもらいたいのがバントの練習。第1、2打席とも送るべき場面で送れなかった。大量得点で勝敗には影響なかったが、接戦では流れを変えることもある。(スポニチ本紙評論家)

続きを表示

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2019年4月5日のニュース