イチロー キャンプ初の休日は完全休養日 大リーグ選手会からの指示が影響?

[ 2019年3月5日 16:03 ]

イチロー(AP)
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 マリナーズは4日(日本時間5日)、キャンプ初の休日を迎えた。イチロー外野手(45)は例年、休養日も自主トレを欠かなかったが、この日はオフにあてた。背景には完全休養日を求める大リーグ選手会からの指示が影響していると思われる。

 20、21日のアスレチックスとの日本開幕シリーズ(東京ドーム)を前に、5日(日本時間6日)からはアリゾナでオープン戦9連戦が控える。スコット・サービス監督は2日前にイチローについて「休み明けからは毎日、通常の打席機会を得る」と、レギュラー同様の起用法とすることを示唆。45歳の招待選手には朗報といえる。

 正中堅手候補のマレックス・スミスは右肘を痛めて、送球禁止が続いている上に、フリー打撃も再開できていない。徐々に新打法の完成度を高め、日本開幕だけでなくシーズンの完走を見据えるイチローには追い風だ。

 「(今ままでとは)変わった環境がありますからね。(結果にこだわるのは)当然だと思います」

 イチローにとって、勝負の9連戦が5日(日本時間6日)から始まる。(ピオリア・笹田幸嗣通信員)

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