巨人クック、153キロ完全デビュー 守護神候補1イニング7球料理

[ 2019年3月4日 08:30 ]

オープン戦   巨人2―6ヤクルト ( 2019年3月3日    東京D  )

力投する巨人・クック (撮影・白鳥 佳樹)
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 守護神を任せられる力を見せた。ようこそ巨人へ、クック。ブルペンに幸せを運ぶ、来日初登板だった。

 「初の実戦マウンドに立てて良かった。問題なく、ファンの前で投げることができた」。宮本投手総合コーチから「幸せの青い鳥になってほしいね」と、桜田淳子のヒット曲になぞらえ期待される新外国人。登場曲は洋楽を選択したが、歌謡曲のような心地よいテンポで投げ込んでいく。

 5回に登板し、わずか7球で3者凡退に抑えた。まずは坂口を150キロの直球で遊ゴロ。メジャーで対戦経験もある青木にこの日の最速153キロを投げ込んだ。バットをへし折って再び遊ゴロ。最後も山田哲を152キロで二ゴロに仕留めた。「球速ではなくアウトを取ることが大事」と言ったが、決め球は全て150キロ超えだった。

 昨季は守護神を固定できず、救援陣で計20敗を喫した。今季、守護神候補に挙げられた沢村は先発に転向し、前日2被弾で3失点した鍬原はこの日から2軍に合流している。原監督は、クックの調整が順調に進めば守護神を任せる可能性について「と思いますね。実戦初にしては非常に良かった」と示した。

 1日に来日したリンジー夫人(31)がスタンドで観戦する中で満点デビュー。メジャーの球宴に出場したこともあるが、鳴り物の応援の中で投げたのは初めてで「アメリカにはなかった。より楽しい環境で野球をする要素だと思う」。日本野球に順応すれば、間違いなく巨人の「青い鳥」になるだろう。 (神田 佑)

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