甲子園 リニューアルしたメインビジョン初披露 1・6倍へ大型化、9日から本格稼働

[ 2019年3月4日 15:14 ]

1面化、大型化した甲子園のメインビジョン(撮影・北條 貴史)
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 甲子園球場は4日、リニューアルしたメインビジョンを初披露した。従来3面に分かれていたスクリーンを昨年11月からの工事で統合して1・6倍へ大型化。球速表示部は1・2倍、スコア表示部は1・02倍になった。表示解像度やコントラストも向上し、より鮮明で迫力ある映像演出が可能になった。

 セレモニーでは公式戦で予定する映像演出の一部を紹介。攻撃中には打者のヒッティングマーチの歌詞表示などを導入し、甲子園球場長代理・岡久俊治(48)さんは「ファンの方には、より一体となって応援していただければ…」と期待を寄せた。今後も動画を使った選手紹介など球団と演出方法を検討していく方針。9日の日本ハムとのオープン戦から本格稼働し、4月9日のDeNA戦で本拠地開幕を迎える。

 1924年8月1日に誕生した甲子園球場は今年で95周年。テープカットなどに参加した阪神電鉄・秦雅夫社長(61)は「100周年へ向けてタイガースとともに夢と感動を提供し続けていきたい」と話した。

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