ロッテ・バルガス 2安打1打点“シフト”も難なくクリア「感じは良かったよ」

[ 2019年2月15日 19:30 ]

<斗山・ロッテ>中前適時打を放つバルガス
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 ロッテの新外国人ケニス・バルガス内野手(28=ツインズ)は15日、韓国・斗山との練習試合(具志川)に「5番・DH」で先発出場し、2安打1打点と気を吐いた。

 「感じは良かったよ。(初回2死一、三塁の中前適時打は)直球をうまく打てたね」

 ご機嫌だった助っ人だが、それを上回る見せ場は左打席に立った4回1死。斗山が外国人用のシフトをテストし、三塁手を遊撃手の位置に置き、一、二塁間を3人で守ってきた。「アメリカでやられたことはあるけど、外角に来たから逆方向へヒットを狙ったよ」。打球は誰もいない三塁へ飛び、そのまま左翼線を転々とする二塁打。日本球界最重量133キロの巨体には似合わぬ器用さもある。

 手先の器用さを生かし、母国プエルトリコでは野球をしつつ、理容師の免許も取得し、生計を立てた。「向こうでは、1人20ドルで髪を切っていたよ。今でもアミーゴ(友達)なら無料でやるさ」と背番号42は人なつっこく、笑った。

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2019年2月15日のニュース