ヤクルト・寺原 捕手・城島に緊張…ついていくのに必死だった

[ 2019年2月15日 08:15 ]

王監督(手前)が見守る中、投げ込む寺原
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 【平成キャンプ回想録(14)ダイエー・ドラ1寺原隼人】とにかく緊張しましたね。それまでテレビで見ていた選手たちが周りにいて。高校から上がったばかりで、練習もついていくのに必死でした。特にブルペンなどで投球するときに、城島さんに受けてもらうときが緊張しました。その後は5年くらい自主トレを一緒にやらせてもらったり、今年も1月に東京でご飯に行ったりする仲ですが、その時は出されたサインにうなずいて投げるだけでした。

 当時はメディアにたくさん取り上げてもらいました。新聞記者やテレビの方たちが、常に周りにいて、記事を見て「こんなこと言ったかな?」ということもありましたが、今思えば取り上げてもらって、ありがたいことだなと思います。(ヤクルト投手)

 ▽平成14年主なルーキー 石川雅規(ヤクルト、自由獲得枠)、細川亨(西武、同)、中村剛也(西武ドラフト2位)、今江敏晃(ロッテ同3位)、杉内俊哉(ダイエー同3位)

 ◆寺原 隼人(てらはら・はやと)1983年(昭58)10月9日生まれ、宮崎県出身の35歳。日南学園からダイエー入りし、横浜、オリックスでもプレー。通算299試合で71勝80敗23セーブ、防御率3・85。

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2019年2月15日のニュース