侍・稲葉監督“横の連携”で東京五輪金メダルを!サッカー森保監督ら各種目の監督らと意見交換

[ 2019年2月15日 18:55 ]

<JOCインテグリティ教育事業>握手を交わす野球日本代表・稲葉監督(左)とサッカー日本代表・森保監督(撮影・吉田 剛)
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 日本オリンピック委員会(JOC)のインテグリティ教育事業であるナショナルコーチ・専任コーチ向けプログラムの研修会が15日、東京・西が丘の味の素ナショナルトレーニングセンターで開かれ、2020年東京五輪で金メダルを目指す野球・侍ジャパンの稲葉篤紀監督(46)が参加した。

 「各競技の指導者の方々とお話する機会はなかなかなかった。色々な悩みなどを含めて、横のつながりもできて非常にいいお話が聞けました」

 稲葉監督は、サッカー日本代表の森保一監督、フィギュアスケートの小林芳子コーチ、卓球の宮崎義仁強化本部長、新体操の吉岡紀子コーチ、レスリング男子グレコローマンスタイル日本代表の松本慎吾監督、フリースタイルスキーの城勇太コーチと同じグループに参加。全体では45人の指導者が参加し、約3時間の研修では近年スポーツ界で問題視されるハラスメントを防ぐための弁護士からの講義や、グループディスカッションが交わされた。

 参加した指導者の中にはメディカルスタッフもおり、様々な情報共有も行われた。その他、スポーツの価値、日本代表の役割などについても、各指導者が意見を交換。指導者間の横の連係も深まった。

 各分野の指導者との話し合いを通じて「選手との信頼関係を生むのは、やはりしっかりとしたコミュニケーション。そして選手よりもたくさん情報を知っておくことが非常に大事だと思いました」と稲葉監督も再認識させられたという。ともに金メダルを目指す同士たちとの交流で、改めて表情を引き締め直していた。

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2019年2月15日のニュース