オリ吉田正 腰痛防止へ秘密兵器 骨盤のゆがみ矯正装置「リアライン・コア」着用

[ 2019年1月6日 05:30 ]

オリックスの吉田正
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 オリックス・吉田正尚外野手(25)が秘密兵器を導入したことが5日、分かった。骨盤や胸郭のゆがみを矯正する運動補助器具「リアライン・コア」を新たに着用。腰痛防止を徹底し、来季も打線をけん引する意気込みを示した。

 「一昨年のオフに腰の手術して、ある程度は大丈夫という状態だけど、油断できないので。しっかりと、ケアしないといけない」

 リアライン・コアは骨盤や胸郭の矯正器具で、ダイヤモンドバックスの平野、平昌五輪ノルディック複合銀メダリスト・渡部暁斗らトップアスリートが愛用。装着した状態でスクワットや回旋運動を行うことで、ゆがみ矯正のほか、股関節や肩関節の可動域も改善され、パフォーマンス向上が期待できるという。

 吉田正は昨季全143試合に出場し打率・321、26本塁打、86打点をマークした。打撃3部門ともチームトップで自身初のベストナインにも輝いたが、「満足していないです」と言い切る。更なる飛躍を目指し、足元から見つめ直す算段だ。

 この日、伊丹空港から沖縄へ出発。昨年に続き阪神・糸井、ソフトバンク・柳田らと合同自主トレに臨む。「一緒にやることで感じる部分も多い。2人とも走り込むので、自分も土台作りをしたい」。23年ぶりのリーグ優勝へ、万全の背番号34の存在が欠かせない。(湯澤 涼)

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2019年1月6日のニュース