雄星 ロスで黙々自主トレ 交渉期限迫るもボラス氏事務所は動きなし

[ 2019年1月1日 05:30 ]

菊池雄星
Photo By スポニチ

 西武からポスティングシステムで大リーグに挑戦する菊池雄星投手(27)の交渉期限が米東部時間1月2日午後5時(日本時間同3日午前7時)に迫る中で、30日(同31日)、菊池はロサンゼルス近郊で黙々と練習に励んで汗を流した。

 スコット・ボラス代理人により情報統制が徹底され、交渉状況はメディアに全く漏れてこない状態。この日は同氏の事務所にも表立った動きはなかった。半面、午前中にトレーニングを終えた菊池は穏やかな表情で、同行するスタッフも笑顔が絶えず。昼食を経て、滞在先のホテルに戻ったとみられる。年末年始も日中は気温が20度近くまで上がるロサンゼルスの温暖な気候の下、自主トレが着実に進んでいることをうかがわせた。

 大リーグ公式サイトは「どこと契約するのか」と題し、菊池が西海岸の球団を好んでいると想定した上で、ジャイアンツ、マリナーズなど西海岸5球団の現状を紹介。2週間前のロサンゼルス入り以降、高まる周囲の注目をよそに、泰然と最終オファーを待つ。

続きを表示

2019年1月1日のニュース