菊池雄星 マリナーズと4年契約で合意 希望していた西海岸の球団

[ 2019年1月1日 13:09 ]

菊池雄星
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 西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた菊池雄星投手(27)が、マリナーズと4年契約で合意したことが12月31日(日本時間1月1日)、分かった。大リーグ公式サイトが伝えた。2日午後5時(同3日午前7時)の交渉期限を前に、メジャーへの扉が開いた。

 関係者の話を総合すると、菊池は日本からの移動距離が比較的短く、住みやすい西海岸の球団を望んでいた。日本人同士で先発枠を争いたくないという思いから、日本選手の所属していない球団を優先するとの情報もあった。これらの条件に合致していたのがマリナーズ。ジャイアンツとともに早い段階から有力視されており、最終的に条件面で上回ったとみられる。

 菊池とスコット・ボラス代理人の思いは、最初から最後まで一致していた。30球団OKとした上で、最大のポイントは菊池いわく「自分のベストなパフォーマンスを出せる」球団。家族の住環境も含めた左腕の希望を受け、ボラス氏は幅広く売り込んだ。ウインターミーティングでは「メジャーのほぼ全球団が、ドラマチックなレベルで興味を示している」と語り、27歳という若さや、日本選手がもたらす経済効果などを大々的にアピール。早い段階から各球団の興味を引きつけた。

 交渉のため昨年12月16日にロサンゼルス入りした菊池自身は「基本はスコット(ボラス代理人)の話を信じてやるだけ」と、泰然とシーズンへの準備をしながら吉報を待った。渡米前に「全てのプロセスを楽しみながら進んでいけたらなと思う」と強調。すぐに交渉やミーティングに同席できるよう、ボラス氏が所有する充実したトレーニング施設と同氏の事務所の近隣にあるホテルを拠点にした。「(交渉は)年は明けるんじゃないですか」と覚悟を決め、本格的な自主トレを続けていた。

 現在、マ軍はチーム再建を進めている。18年はプレーオフ進出へあと一歩まで迫ったが、5月にノーヒットノーランを達成した左腕パクストン、セーブ王の守護神ディアス、主砲カノら、既に10人以上を放出。他球団の若手有望株を獲得し、2〜3年後の世界一を目指している。その中核となるのが菊池だ。

 マ軍は3月に東京ドームで開幕戦(20、21日、対アスレチックス)を行う。選手としての出場が見込まれるイチローとともに菊池が凱旋し、日本でメジャー初登板を果たす可能性も十分ある。

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