また1年生だ!日替わりヒーローの大阪桐蔭 薮井が決めた!

[ 2018年10月12日 05:30 ]

秋季高校野球大阪大会準々決勝   大阪桐蔭11―9関大北陽 ( 2018年10月11日    万博 )

<関大北陽・大阪桐蔭>延長11回2死一、二塁、代打・薮井は決勝の右前適時打を放つ(撮影・井垣 忠夫)
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 またまた1年生だ!大阪桐蔭は準々決勝で関大北陽と対戦。延長戦を制し、4強入りを決めた。同点の延長11回2死一、三塁から代打・薮井駿之裕内野手(1年)が右前へ決勝打。公式戦初打席初安打はボテボテの当たりだったが「いいところに飛んでくれました」と笑った。

 この日4安打を放った3番・西野、2戦連発の4番・船曳に続く1年生の活躍が進撃を支えている。背番号17の薮井は「2人に刺激を受けて感謝していますが、悔しい気持ちもあります」とライバル心をたぎらせた。日替わりヒーロー出現に、西谷浩一監督は「若さに賭けた。よくつないだ」とねぎらった。

 2番手で登板した背番号1の中田が4回に3ランを浴びて1点差に詰め寄られた。2点リードの9回に追いつかれるなど、苦しい展開を強いられた準々決勝。ベンチ入り20人中、17人が出場する総力戦で難敵を沈めた。史上初の選抜大会3連覇への挑戦権獲得がかかる今秋。薮井は「優勝旗を全員で還しにいく」とチームの総意を代弁した。

 大阪桐蔭は2016年秋の3位決定戦から府大会は破竹の43連勝をマーク。新旧チームを合わせ、ことしは公式戦無敗の35連勝で4強進出を決めた。13日の準決勝は大阪偕星学園が相手。勝てば秋季近畿大会出場が決まる。(吉仲 博幸)

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2018年10月12日のニュース