阪神・坂井オーナーも辞任「金本監督を支えられずに本当に申し訳ない」

[ 2018年10月12日 05:30 ]

2月、キャンプの視察に訪れた坂井オーナー(左)と金本監督
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 阪神の坂井信也オーナー(70)は11日、大阪市内の電鉄本社で記者会見し今季限りでオーナー職を交代すると発表した。最下位の責任を取った辞任の意味合いが濃く、金本監督の退任と同日発表で現場、フロントのトップが同時に退くことになった。次期オーナーには、現オーナー代行で阪神電鉄会長の藤原崇起(たかおき)氏(66)が内定した。

 金本監督の退任会見から数時間も経たないうちに、今度はフロントのトップである坂井オーナーが辞意を表明。現場とフロントのトップが同時に“辞任”という異例の結末だった。

 「十数年優勝できずに、ファンの皆さん、関係者の皆さんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。特に今季は17年ぶりの最下位ということで、私自身も反省しています」

 宮崎恒彰前オーナーの退任を受け、08年7月から同職に就いた。和田監督の後任として、15年オフには金本監督の招へいに動き「ぬるま湯体質の阪神を、チームをつぶしてでも立て直して」とサポートを約束したが、指揮官を守れなかったことを後悔した。

 会見では「オーナー職交代」という言葉を使ったが「交代といっても責任は感じています。(70歳の)年齢や(オーナー在籍10年の)年数もありますが、責任を感じているのは事実」と事実上の辞任を示唆した。前日10日に金本監督の辞任を伝え聞き「金本監督を支えられずに本当に申し訳ない。辞めるということに追い込んだ私も責任がある。本当につらい思いをさせた」とざんげした。

 オーナー職は任期が切れる11月末をもって退任するため、新監督人事について「私は決めません」と断言。次期オーナーに内定した藤原崇起会長に一任する。「未完成で終わるのは残念だが、次のオーナー、首脳陣に期待したい。もっとやれる選手はいっぱいいる。あまりにも力が発揮できていない。全員に頑張ってほしい」と結んだ。

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