キャプティ9連覇達成 中山が8回零封 アンリツは好機に一本出ず

[ 2018年10月12日 05:30 ]

スポニチ後援蒼龍旗争奪野球最終日・決勝   キャプティ4―0アンリツ ( 2018年10月11日    東京D )

<蒼龍旗争奪決勝>9年連続優勝を成し遂げ、田畑部長を胴上げするキャプティナイン(撮影・高橋 雄二)
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 決勝が行われ、キャプティがアンリツを4―0で下し、チームが持つ連続優勝記録を更新する9連覇を達成した。8回零封の中山匠投手(26)が最高殊勲選手賞に輝いた。

 キャプティは先発右腕の中山が好投し9連覇に導いた。「初回から点を取られないように飛ばした」と8回までテンポよく投げ、4安打無失点で7奪三振。ピンチを招いても要所を締め「最後まで粘れて、0で抑えられて良かった」と振り返った。打っても2安打と、投打で存在感を見せた右腕は同大会2度目のMVPを受賞。「素直にうれしい」と喜んだ。日下主将は「よく投げてくれた。その一言に尽きる」と投手陣を称え、「連覇を止めたくなかったので、優勝できてホッとしている。来年は10連覇したい」と力強く話した。

 《アンリツ 好機に一本出ず》7回まで無失点に抑えたが最後は力負け。打線は2回2死一、三塁、4回2死満塁であと一本が出なかった。9回に二塁打を放つなど2安打の4番・牧田は「悔しいが、いい雰囲気で試合ができた」と振り返った。望月大幹監督は「試合のたびにチームが成長した。選手たちにはナイスゲームと言いたい」と話した。

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2018年10月12日のニュース