大谷、初登板前にルーティン復活 今キャンプ初の「壁当て」

[ 2018年2月25日 05:30 ]

壁に向かってボールを投げる大谷(右はトラウト)
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 エンゼルスの大谷が今キャンプ初の「壁当て」を行った。24日(日本時間25日)のブルワーズとのオープン戦先発に向けて調整。締めくくりに右翼フェンスに向かって約5メートルの距離から強い球を投げ続けた。投球フォームの再現性を高める狙いもある。完全休日がないキャンプ、少ない球数で小分けに入るブルペン。「僕が適応する必要がある」と環境の変化をいとわなかったが、初登板を前に日本ハム時代のルーティンを復活させた。

 首脳陣の間で「打者・大谷」はマイナーの試合で打席数を確保することが検討されている。この日、チームはアスレチックスとオープン戦。試合前、米フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件の犠牲者に黙とうをささげた。不出場の大谷は列に加われなかったが、クラブハウス内の寄せ書きに「Stay Strong!(強くあれ)」と力強く記した。 (テンピ・柳原 直之)

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2018年2月25日のニュース