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不自由あっても海外キャンプ張る日本ハム 栗山監督の思いとは

日本ハム・アリゾナキャンプで練習を見つめる栗山監督
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 雲ひとつない青空、そして土の匂いが香る天然芝のグラウンドが日本ハム・栗山英樹監督(56)をじょう舌にさせたのだろう。現地時間で今月1日(日本時間2日)から14日まで行われたアリゾナ州スコッツデールでの春季キャンプ。あまり自身の幼少期を話さない指揮官からメジャー好きの「原点」となるエピソードを聞くことができた。

 6日の練習後、監督就任前のキャスター時代に何度も米国を訪れるなどメジャーリーグを愛する栗山監督が自ら切り出した。「きょうはベーブ・ルースの誕生日。生きていたら123歳か…」。ちょうど2年前の同日に大谷(現エンゼルス)に開幕投手を通達し、同年は日本一を達成。「2年前のあの日のことは一生、忘れないよ」と遠い目をして述懐していた。

 そこで「メジャーリーグを好きになったきっかけは?」と質問すると「はっきりと覚えてないけど、もしかしたら中学の時かもしれない」と返ってきた。40年以上前、中学生だった栗山少年は硬式野球・ポニーリーグの関東選抜として東京都の横田基地敷地内で行われた米国選抜との試合に出場した。4番・エースで勝利に貢献したが、何より感銘を受けたのが天然芝の球場と相手の選手たちのプレースタイル。「選手たちがすごく自由に、楽しそうにプレーしていた。自分たちとは全く逆。それからアメリカ野球に興味を持った」と振り返る。

 2016年10月から日本ハム担当となって1年と数カ月。栗山監督や球団幹部らを取材していて感じるのは米国野球へのリスペクトと日本球界全体の発展を願う強い思い。米国キャンプは時差や移動距離が長いが、選手はもちろん、チームスタッフや球団職員らも各方面でその経験を還元している。今キャンプでもドラフト1位の清宮が同じ施設を使用するダイヤモンドバックスのスター選手であるグリンキーと初対面するなど、貴重な経験をした選手は多い。

 栗山監督も「海外キャンプは野球以外で不自由なこともあるかもしれないけど、いろいろなことを感じることができる。人間としての幅も広がると思う」と期待する。グローバルな人材が育てば、将来的には球界全体にとってもプラスとなるはずだ。(記者コラム・山田 忠範)

[ 2018年2月25日 10:00 ]

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