阪神・秋山　バレに被弾も手応えアリ「いい球は行っていた」

オープン戦   阪神２―４ヤクルト （ 2018年2月24日    浦添 ）

５回に登板した秋山
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　既に開幕先発ローテーション入り確定の阪神・秋山は５回から２番手で登板し、３回２安打３失点（自責０）だった。「真っすぐをしっかり投げて、右の内角も攻められれば…と思っていて、その辺はよかった。点は取られましたけど、アウトコースだったり、いい球は行っていた」と一定の手応えをつかんだ。

　北條の失策から１死二、三塁を背負った６回。山田哲を迎え、腕試しに臨んだ。カーブと直球で空振りを奪い、勝負球は１３７キロの内角球。詰まらせて左飛に打ち取った。続くバレンティンにも直球勝負を続けて今度は１４５キロ直球を右中間席へ運ばれても意に介さない。テーマに沿った投球で開幕への準備を一段階進めた。

　「（課題は）青木さんを簡単に出してしまったこと。次回は配球も含めて、しっかりした攻め方をしたい」

　昨春のオープン戦開幕では２月２５日の日本ハム戦で“開幕投手”として４回零封７奪三振。生き残りへ必死だった。今春はもう結果を求められる立場ではない。試すべきことを試し、風格さえ漂わせた。