福岡大大濠、逃げ切って念願春1勝 鉄腕エース三浦が完投

[ 2017年3月22日 10:57 ]

第89回選抜高校野球大会1回戦   福岡大大濠6―3創志学園 ( 2017年3月22日    甲子園 )

<選抜高校野球4日目 創志学園・福岡大大濠>福岡大大濠・先発の三浦
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 第89回選抜高校野球大会の第3日は22日、1回戦の3試合が行われ、第1試合は26年ぶり4回目出場の福岡大大濠(福岡)が序盤のリードを守りきり、2年連続3回目出場の創志学園(岡山)に6−3で勝利。念願の甲子園春1勝を挙げた。

 打線は2回2死二塁、7番・樺嶋の左中間への2ランで2点を先制。3回には2死一、二塁から5番・稲本の右翼への適時三塁打で2点を追加すると、4回には樺嶋が2打席連続本塁打となる左越えソロ。中盤までにリードを5点に広げるなど試合を優位に進めた。

 エース・三浦は、持ち前の制球力で創志学園打線に的を絞らせなかった。昨秋の公式戦で全13試合を完投した鉄腕ぶりは健在で、この日も9安打を許しながら3失点(自責2)完投。チームを2回戦へ導いた。

 創志学園は5点を追う6回、6番・金山の2点適時打で3点差とし、8回にも無死満塁の好機を迎えたが金山の犠飛による1点にとどまるなど、反撃もそこまでだった。

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2017年3月22日のニュース