侍Jを撃破 米国が初の世界一に王手 指揮官「相手のミスにつけ込めた」

[ 2017年3月22日 16:36 ]

第4回WBC準決勝   米国2―1日本代表 ( 2017年3月21日    ドジャースタジアム )

決勝進出を決め喜ぶ米国の(左から)イエリチ、マカチェン、A・ジョーンズ(共同)
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 第4回ワールドベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)に準決勝が行われ、米国が2―1で日本との投手戦を制した。この結果、米国は初の決勝進出を決め、世界一を懸けてプエルトリコと戦うことになった。

 大きく曲がるグレガーソンのスライダーに松田のバットが空を切った。直後にコーチと握手を交わすリーランド監督。しかし、その表情が決して緩むことはなかった。過去2回の優勝を誇る日本を下しての決勝進出。試合後のインタビューでは「相手をソロ本塁打の1点だけに抑えることができた」とコメント。さらに、「(先発した)ロアークが勝利のカギだったね」と右腕の好投(4回無失点)を称えた。

 決勝点は相手守備の乱れから。8回、1死二、三塁の好機でジョーンズが放ったゴロを三塁・松田がグラブの土手に当てる捕球ミス。この間に三塁走者のクロフォードがホームベースを駆け抜けた。決勝進出を決める貴重な1点。指揮官は「大事な場面で相手がミスを犯した。そこにつけ込むことができたよ」と振り返った。

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2017年3月22日のニュース