【侍Jライブ解説・大野豊氏】〈2回〉日本打線 追い込まれるまでスライダー捨て真っすぐ系1本で

[ 2017年3月22日 10:49 ]

日本代表先発の菅野(AP)
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は21日(日本時間22日)、決勝ラウンドの準決勝で日本代表が米国代表と対戦。侍ジャパンの熱戦の模様をスポニチ評論家の大野豊氏がライブ解説中。

◇試合経過
米00|0
侍00|0

 〈2回 両軍得点なし〉

 やはりロアークはどんどんストライクを投げ込んでくる。ストレート系の球に対して、日本の打者は坂本勇のファウルであったり、松田のゴロであったり、まだまだ差し込まれている印象だ。追い込まれるまではスライダーは捨てて、真っすぐ系1本でいっていい。

 今日の球審は割と低めをストライクに判定しているように見える。このあたりを、今度は菅野がうまく使っていってほしい。

 〈初回 侍J、三塁まで走者を送るも無得点〉

 菅野は変化球を使いながら、いい入りができた。決して彼本来のコントロールで投げ切れてはいないが、何より3人で終われた。雨の中の投球だが、天候に負けず投げていってほしい。

 攻撃は先頭の山田が死球で出た後、菊池がバントで送り、形を作った。ロアークの特徴は、この回打席に立った4人でしっかり把握できたと思う。8、9割がツーシームを含むストレート系。どんどんストライクを取ってくる。タイミングを合わせ、振り負けないことだ。

 【日本代表スタメン】投手 菅野

1番(DH)山田、2番(二)菊池、3番(右)青木、4番(左)筒香、5番(一)中田、6番(遊)坂本、7番(三)松田、8番(中)秋山、9番(捕)小林

【米国代表スタメン】投手 ロアーク

1番(二)キンズラー、2番(中)A・ジョーンズ、3番(左)イエリチ、4番(三)アレナド、5番(一)ホスマー、6番(右)マカチェン、7番(捕)ポージー、8番(DH)スタントン、9番(遊)クロフォード

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2017年3月22日のニュース