6日、首に打球直撃も…広島・野村“急所外し”冷静な目

[ 2016年10月24日 08:05 ]

SMBC日本シリーズ2016第2戦 ( 2016年10月23日    マツダ )

<広・日>6回1失点の好投で勝利投手の野村(中央)は中崎(右)を出迎え
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 ポストシーズン直前のアクシデントを、広島・野村が人一倍の冷静さと高い動体視力で乗り越えた。

 CS前最後の実戦登板だった6日の練習試合で、打球を首の右側に受けて8球で降板。予定されていた13日のCSファイナルS第2戦の登板が危ぶまれたが「大丈夫」と繰り返した。

 そう言える理由がきちんとあった。向かってくる打球に対して、目をつむることなくじっとにらみ続けていた。球団関係者は「球の縫い目や回転までも見えていた、と言っていた」と打ち明ける。首というデリケートな箇所にあって“急所外し”をできたことが、CS、シリーズにつながっている。(広島担当・柳澤 元紀)

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