オリ宮内オーナーばっさり「落ちるところまで落ちた」

[ 2016年10月14日 05:30 ]

会見で厳しい表情を見せる宮内オーナー
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 オリックスの宮内義彦オーナー(81)は13日、都内のオリックス本社で福良淳一監督からシーズン報告を受けた。45分の会談後、指揮官とともに臨んだ会見では柔和な表情とは対照的に、痛烈な言葉で斬り捨てた。

 「ビリですから評価しません。落ちるところまで落ちたという感想」

 今季は4年ぶりの最下位に終わり、リーグ優勝した日本ハムには30ゲーム差をつけられた。オープン戦、交流戦、2軍全てで最下位という屈辱も喫しただけに、厳しい言葉が口を突いて出るのも仕方なかった。

 ただ、逆襲を期す来季へ全面支援を約束。国内FA権を取得し去就が注目される糸井については「なくてはならない選手」と希望し、球団に改めて引き留めを厳命。「外国人、トレード、FA…。外からの補強は球団でベストを尽くすのは前提として、現有戦力の力を一段上げてもらいたい」と、さらなる補強とともにチーム力の底上げを指揮官には求めた。

 チームは96年を最後にリーグ優勝から遠ざかる。「20年前を忘れてしまいました。(来季は)思い出させてほしい」と巻き返しを、切に期待した。(湯澤 涼)

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2016年10月14日のニュース