ソフトB連勝ストップ 初回の満塁弾重く… 左腕・辛島に散発3安打 

[ 2016年9月4日 16:13 ]

<楽・ソ22>2回2死満塁、山田の交代を告げた工藤監督はうつむきながらベンチに戻る

パ・リーグ ソフトバンク1―5楽天

(9月4日 コボスタ宮城)
 優勝までマジック19の首位ソフトバンクは、コボスタ宮城で楽天と対戦。約3カ月ぶりの先発となった左腕・山田が、初回に満塁本塁打を浴びて2回途中4失点と結果を残せず、打線も楽天先発・辛島を攻略できずに1―5で敗れた。

 6月14日のヤクルト戦(神宮)以来の先発マウンドとなった山田。先頭の松井稼に左前打を許したが、2番・茂木、3番・今江を連続三振に斬り、順調な立ち上がりを見せたかに思われた。

 しかし、続く4番・ウィーラーに死球を与えると、5番・ペゲーロには四球。2死満塁のピンチを背負うと、6番・中川に甘く入った直球をバックスクリーンへ運ばれた。

 初回に4点を失った山田は、続く2回にも1死満塁のピンチを招く。今江を一ゴロに打ち取って2死満塁としたが、ここで工藤監督は球審に投手交代を告げた。

 自慢の強力打線も左腕・辛島の前に沈黙。7回まで散発の3安打に抑えられ、得点を奪うことができなかった。8回に2番手の福山から長谷川が適時打を放ったが、反撃はこの1点止まり。連勝は3でストップした。

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