ロッテ大嶺翔 サブローに恩返し初3安打 今季で引退の先輩助言胸に

[ 2016年9月4日 05:30 ]

<ロ・西>笑顔で「千葉の方が強い。」と書かれたタオルを持つ大嶺翔(左)と荻野

パ・リーグ ロッテ9―8西武

(9月3日 QVCマリン)
 ロッテの7年目・大嶺翔がプロ初の猛打賞をマークした。「1軍で3本打てるなんて思わなかった」と本人もビックリ。まずは1―1の3回無死一塁で中前打で好機を広げ、勝ち越しにつなげた。4回2死二塁では右翼へ適時三塁打を放ち、8回にも左翼線二塁打。

 「石垣島スペシャルナイター」と銘打たれた一戦で躍動した石垣島出身の24歳は「(石垣島ナイターは)意識していない。必死でやるだけだった」と話した。

 6月25日の西武戦(西武プリンス)で見逃し三振をして2軍落ちした際に、サブローから「一球一球を大切にしてガムシャラにやっていけ」と助言された。40歳のサブローは8月31日に今季限りの引退を表明。大嶺翔は「ガムシャラさを1軍で出せた」と、恩返しの3安打を振り返った。 (渡辺 剛太)

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