巨人 広島M点灯から1勝8敗 大竹寛悪送球で連日の守り負け

[ 2016年9月4日 05:30 ]

<巨・中>初回2死二塁、空振り三振に倒れた阿部(左)と巨人・高橋監督

セ・リーグ 巨人1―5中日

(9月3日 東京D)
 広島に直接対決でマジック点灯を許した8月24日から数えて1勝8敗。巨人・高橋監督は、連日のミスでの3連敗を戒めるように「選手自身も気を引き締めてやらないといけないし、僕らもしっかり指導していかなくちゃいけない」と言った。

 初回無死一、三塁。大竹寛は森野の高く弾んだ投ゴロを捕り、三塁走者が向かう本塁を諦めて一塁へ。これが悪送球になり、一塁走者の生還まで許した。続く福田に右中間二塁打され、いきなりの3失点。4回途中4失点での4敗目に「何もしないまま終わってしまった」とうなだれた。

 前日は小林誠が本塁アウトのタイミングの走者にタッチしないボーンヘッドがあった。広島のマジックは10日で激減し、「巨人軍として意地を見せないといかん」と村田ヘッドコーチ。まだ残る日本一奪回の可能性へ、不安要素は消していかなければならない。 (春川 英樹)

続きを表示

2016年9月4日のニュース