圧倒的強さでアジア頂点に 6試合で69得点1失点 小枝監督「満足です」

[ 2016年9月4日 22:51 ]

台湾との決勝戦の6回、先制打を放ちガッツポーズの納(中央)

第11回U―18アジア野球選手権決勝 日本1―0台湾

(9月4日 台湾・台中)
 6試合合計69得点1失点と圧倒的な強さでアジアの頂点に立った小枝守監督(65)は「選手がよくやってくれた。満足です。お疲れさん。おめでとう」とナインの奮闘を労った。

 今夏の甲子園V腕・今井達也(作新学院3年)が5回を1安打無失点に抑え、0―0で迎えた6回2死一、三塁から納大地(智弁学園3年)が右前へ待ちに待った先制タイムリー。この虎の子の1点を、左腕・堀瑞輝(広島新庄3年)が4回で8三振を奪う無安打無失点投球で守り抜いた。

 大会初戦で1番打者を任されながら徐々に調子を落とし、決勝では8番に入った納が決勝戦でV打。「ここ何試合かチームの足を引っ張っていたので、何とかファイナルは貢献しようと思っていた。反骨心があった」と振り返ると、エースの今井は「すごくいい経験になった」と笑顔。今大会で通算9回2/3を投げ、18三振を奪った堀も「最後まで自分の投球をしてしっかり抑えられたので良かった」と試合中と変わらない爽やかな笑顔を見せていた。

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2016年9月4日のニュース