安楽「踏ん張れた」7回4安打無失点 6度目先発で今季1勝

[ 2016年8月20日 05:30 ]

<オ・楽>3回のピンチを脱した安楽はグラブを叩いてベンチに引き揚げる

パ・リーグ 楽天3―0オリックス

(8月19日 京セラD)
 やっと笑えた。開幕から106試合目、自身6度目の先発で、楽天の安楽が昨年10月5日以来となるプロ2勝目。7回を4安打無失点に封じ「6、7回と踏ん張れたのが良かった。次も続けられるように頑張りたい」と白い歯を見せた。

 5回以降は毎回先頭打者を出しながら、要所を締めた。6回2死三塁は「打者の頭にない」とスライダーを使って糸井を空振り三振。7回も1死一塁で中島を遊ゴロ併殺に仕留めた。これまで失点が目立った中盤で踏ん張り、今季過去2度の顔合わせで投げ負けていた相手エース金子に雪辱。「何とか勝ちたいと思っていた。自信を持っていい」と語気を強めた。

 梨田監督も「甲子園のシーズン。伸び盛りの19歳が金子相手に価値ある勝利」と次期エース候補の快投に表情を緩めた。(徳原 麗奈)

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2016年8月20日のニュース