北海 創部初の決勝進出!エース大西が投打に活躍「彼につきる」

[ 2016年8月20日 16:22 ]

<北海・秀岳館>北海の先発・大西

第98回全国高校野球選手権大会第13日・準決勝 北海4―3秀岳館

(8月20日 甲子園)
 北海が秀岳館の反撃を振り切り決勝進出。創部116年目にして初の快挙に平川監督は「素直にうれしい」と頬を緩ませた。

 試合は3回に先発の大西が2点適時三塁打を放つなどして3点を先制。中盤の5回にも小野の適時打で4―0と試合を優位に進めた。しかし、7回からは秀岳館の反撃に遭い、結果的には4―3と1点差での勝利。「大西を中心に選手を信じるしかなかった。祈る思いだった」と平川監督は終盤を振り返った。決勝の相手は作新学院。「一戦ごとに選手が成長している。悔いが残らないように全力で戦いたい」とコメントに力を込めた。

 大西は準々決勝までの3試合ですべてに完投。この試合も最後までマウンドに立ち続け、126球の力投でチームを決勝戦へと導いた。7回からはピンチの連続。守備の乱れもあったが、「最後まで仲間を信じようと思って投げた」と本人は話した。打っては先制の適時打と投打で活躍。平川監督も「きょうの試合は大西につきる」とその働きぶりを称えた。

 ▼日本ハム・瀬川 北海高校野球部の皆さん、関係者の皆さん、決勝進出おめでとうございます。在学中に果たせなかった甲子園という大舞台で躍動する後輩達の姿に僕自身が勇気をもらっています。これまでの戦い通り、北海らしい堅い守備とつなぐ攻撃で戦い抜いてください。決勝戦も応援しています。

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