ハム大谷6戦連続安打も無念「明日、あさって取れば一番いい」

[ 2016年8月20日 05:30 ]

<日・ソ>7回無死、大谷が中前打を放つも、得点には結びつかず

パ・リーグ 日本ハム0―3ソフトバンク

(8月19日 札幌D)
 日本ハムは今季8度目の零敗で、ソフトバンクに再び0・5ゲーム差とされた。大谷が見せた執念も、今季初の首位奪取を呼び込めなかった。

 3点を追う7回、先頭で6試合連続安打の中前打。中田三振の後、田中賢の初球で果敢に走り二盗を決めた。「そんなに(盗塁の)マークもされていなかった」。指を負傷した影響で登板がない8月。代わりに打者で全試合出場を続け、野手で月間MVP候補に挙がった。存在感は絶大だ。

 連勝が5で止まり栗山監督は「和田が良い投球をしたから…で終わらせてはいけない。次につなげられるようしっかりやりたい」。20日に雪辱すると、勝率で1厘下回り、貯金で1つ上回る「マイナス0・5ゲーム差」の珍現象が再び起こる。大谷は「明日(20日)、あさって(21日)取れれば一番いい」と燃えた。(柳原 直之)

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2016年8月20日のニュース