黒田 日米通算201勝も「個人の戦績よりチームの勝ちが大きい」

[ 2016年8月20日 21:40 ]

<広・ヤ>7回無失点で今季8勝目、日米通算201勝目を挙げた黒田はファンたちとタッチを交わす

セ・リーグ 広島2―0ヤクルト

(8月20日 マツダ)
 ヤクルト戦に先発した広島の黒田博樹投手(41)は、投打の活躍で今季8勝目を飾り、野茂英雄氏(47)に並ぶ日米通算201勝を達成した。

 7回2安打無失点で、2回以降は1安打も許さない完璧な投球に「序盤は状態が良くなくて良い投球が出来なかったのですが、石原のリードでなんとか立ち直れたと思います」と振り返った。

 また4回には1死一、三塁から貴重な先制点となるスクイズを自ら決め、「ベンチのサイン通りやりました」と納得の表情。「今日はこの1点を守り抜くという気持ちでした」と自身の投球にも力がこもった。

 日米通算201勝という大記録にも「ここまで来ると、個人の戦績よりもチームが勝ったというのが一番大きいです」とチームの勝利を喜び、「みなさんの声援が僕たち選手の力になっています。これからも苦しいシーズンを戦っていきましょう」と、この日3万人を超えたマツダスタジアムのファンたちに感謝した。

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