逆転勝ちのソフトB 長谷川が宮西から殊勲打「純粋に対決を楽しんだ」

[ 2016年8月20日 18:00 ]

<日・ソ22>スタンドの声援に応える長谷川

パ・リーグ ソフトバンク3―2日本ハム

(8月20日 札幌D)
 1点を追うソフトバンクは8回、クリーンアップの3連打で逆転。日本ハム・宮西から逆転の適時二塁打を放った長谷川は、試合後のインタビューで「純粋に宮西投手との対決を楽しんだ」と語った。

 「緊張感のあるゲームだった」と逆転勝利の余韻に浸った長谷川。首位攻防戦の終盤、プレッシャーのかかる場面だったが「純粋に宮西投手との対戦を楽しみに打席に入った」と明かした。

 「やっかいな投手なので、打ったボールとか、どこに飛ばすとか関係なく、純粋に宮西投手から打ちたいという気持ちだった」と振り返る。球界屈指の左腕との対決に集中した結果、低めの変化球をうまく拾って左中間へ運んだ。

 ここまで9勝を挙げている先発の千賀が、この日も7回2失点の好投を見せていた。長谷川の一打で、パ・リーグでは初となる育成出身の2桁勝利を達成。長谷川は「粘り強く素晴らしいピッチングをしていた。もっと早く点を取ってあげられればよかったけど、勝ちがついてよかった」と後輩の快挙を喜んだ。

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