広島新庄、初の3回戦進出 満塁で9番・古本が逆転二塁打 16強出そろう

[ 2016年8月15日 16:55 ]

好投した広島新庄・堀

第98回全国高校野球選手権大会2回戦 広島新庄7―1富山第一

(8月15日 甲子園)
 第98回全国高校野球選手権大会第9日は15日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、第3試合では2年連続2回目出場の広島新庄(広島)と3年ぶり2回目出場の富山第一(富山)が対戦。広島新庄が7―1で勝ち、初の3回戦進出を決めた。これで2回戦すべてが終了、ベスト16が出そろった。

 広島新庄は1―1で迎えた6回、先頭の田中政が三塁手を強襲して左前に抜ける安打で出塁。犠打と四球、敵失で1死満塁のチャンスを築き、9番・古本が右中間突破の2点適時二塁打を放ち、3―1と勝ち越した。

 8回には先頭・豊岡が右越え三塁打し、続く田中政の右前適時打で1点を追加。さらに1死一、二塁から堀が左中間突破の2点適時三塁打を放つなど、この回だけで4得点を挙げて突き放した。

 投げては、1回戦の関東第一(東東京)戦で延長12回を177球で投げ抜いた左腕エースの堀が富山第一打線を3安打無四球に抑え、わずか90球で9回1失点完投勝利を飾った。

 富山第一は1点先制された直後の4回、先頭・宝達の右中間二塁打と犠打で1死三塁としてから岩城の遊ゴロで同点に追いついたが、5回以降はなかなか走者を出すことができなかった。

続きを表示

2016年8月15日のニュース