いなべ総合学園 2年左腕・赤木7回2失点 “2世対決”も制す

[ 2016年8月15日 05:30 ]

<いなべ総合学園・山梨学院>7回2死満塁、赤木(右)の前に二ゴロに倒れガックリの山梨学院・五十嵐
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第98回全国高校野球選手権大会2回戦 いなべ総合学園7―2山梨学院

(8月14日 甲子園)
 いなべ総合学園の2年生左腕・赤木が7回2失点の好投。8回の勝ち越し劇を呼び込み「直球が走っていた。インコースに投げて詰まらせることができた」と振り返り、鶴岡東(山形)との1回戦で2回2失点降板した悔しさを晴らした。

 父はロッテの山下徳人2軍監督。前日にもらったメールには「気持ちでいけ。腕を振ってこい」と書かれてあった。父に背中を押され、内角を厳しく突いた。元日本ハムの五十嵐信一氏(現日本ハム査定担当)を父に持つ山梨学院の5番・五十嵐との「2世対決」では3打数無安打に抑えた。

 3回戦の相手は秀岳館(熊本)。赤木は「もうちょっと、いなべの野球を見せたい」。センバツ4強の強豪に全力でぶつかっていく。

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2016年8月15日のニュース