市和歌山 接戦落とし2回戦で涙 中盤にエース投入も勝ち越し許す

[ 2016年8月15日 12:57 ]

<市和歌山・日南学園>敗れた市和歌山の赤羽(右)は捕手の岡本と握手

第98回全国高校野球選手権大会第9日・2回戦 市和歌山4―6日南学園

(8月15日 甲子園)
 市和歌山は日南学園との接戦を落として2回戦敗退。序盤に先制するも中盤に試合をひっくり返され涙を飲んだ。

 3―1で迎えた5回、2本の適時打で試合を振り出しに戻されると、続く6回は2死満塁の場面で打撃妨害により勝ち越し点を献上。この回からマウンドに上がったエースの赤羽は続く打者にも押し出しの四球を与えて追加点を許した。

 「選手はよく頑張ってくれた」。試合後にそう切り出した半田監督は「打撃妨害で勝ち越され、そのまま崩れてしまうかと思ったが、その後は少ない失点に抑えてくれた」と赤羽の踏ん張りを評価。先発した栗栖の後を受けて4回5安打3失点。「最後までよく投げてくれた」とチームの勝利を信じて腕を振り続けたエースをねぎらった。

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2016年8月15日のニュース