花咲徳栄 集中打で逆転勝利!エース高橋昂が粘投「努力の結果」

[ 2016年8月15日 15:37 ]

<樟南・花咲徳栄>花咲徳栄の先発・高橋昂

第98回全国高校野球選手権大会第9日・2回戦 花咲徳栄6―3樟南

(8月15日 甲子園)
 花咲徳栄は序盤に先制を許すも中盤に見事逆転。樟南との厳しい試合をものにした岩井監督は「我慢のゲームができた」と納得のいく表情を見せた。

 0―1とビハインドの6回、それまで樟南のエース・浜屋に対して1安打に抑え込まれていた打線が爆発。2つの四死球と内野ゴロで2死一、三塁の好機を迎えると、4番の西川が投手強襲の適時内野安打を放ち同点。続く楠本には右翼への2点適時二塁打、さらに西銘には中前適時打が飛び出した。

 3連打で一挙4得点。低めの制球力に優れる浜屋を攻略し、岩井監督は「ボールをうまく拾ってくれた」と選手を称えた。11安打を浴びながらも3失点と粘りの投球を見せた先発の高橋昂については「要所で抑えてくれるのが彼のスタイル」とコメント。さらに、「入学当初からセットポジションになってから良い投球をできないと勝てないと伝えていた。それをこの場で実践できたことは彼の努力の結果」とエースの成長ぶりを評価した。

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2016年8月15日のニュース