9回1死までノーノー…中越 今村に変化も「最後はエースに託した」

[ 2016年8月11日 14:47 ]

<富山第一・中越>中越の先発・今村

第98回全国高校野球選手権大会第5日・1回戦 中越0―1富山第一

(8月11日 甲子園)
 中越が富山第一にサヨナラ負け。エースの今村が8回まで完ぺきな投球を見せながらも最後に涙を飲む結果となり、初戦で姿を消した。

 試合は投手戦となり、終盤まで両チーム無得点。今村は8回まで打者29人に対して無安打4奪三振5四球と見事なパフォーマンスを見せていた。しかし、9回に悪夢。1死から右中間への二塁打を許すと、続く打者にも同じく打球を右中間に運ばれ、試合にピリオドが打たれた。

 本田監督は「相手を見ながらの投球は見事だった思う」と9回1死まで相手打線を無安打に抑え込んだ今村を称えた。ただ、好投も7回あたりから変化が見えたそうで、「投手交代も頭をよぎった」とのこと。しかし、その決断を下すことはなく、「最後はエースに託した」と話した。

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2016年8月11日のニュース