広島　ズッコケ悪送球の間に逆転勝ち！天然芝に虎コケた

＜広・神＞７回１死一、三塁、丸の犠飛で三走・田中が生還し盛り上がる広島ナイン

セ・リーグ 広島５―３阪神

（8月11日 マツダ）
　首位・広島が相手の悪送球連発に助けられ逆転勝ち。２位・巨人が敗れたため、ゲーム差を再び５．５とした。

　まさかの逆転劇だった。２点を追う７回、連打で無死一、二塁とすると会沢は投前へ送りバント。これが天然芝で不規則なバウンドとなり、捕球に手間取った藤浪があせって一塁へ悪送球し、まず１点。なおも１死二、三塁で、田中の詰まった一ゴロを前進守備のゴメスが、天然芝で足を滑らせて本塁へ悪送球する間に、２者が還って逆転に成功した。さらに丸の中犠飛でこの回、４点を挙げ、試合をひっくり返した。

　この日、２位・巨人が敗れたため、広島はゲーム差を再び５．５に広げた。

　▼広島・松山（先制ソロ）打ったのはスライダーかな。結果を気にせず、しっかり自分のスイングをすることを心掛けました。

　▼阪神・原口（０―１の４回無死一、二塁で、同点の左前適時打）打ったのはシュート。チャンスだったので、早いカウントから思い切っていきました。真ん中あたりのコースをしっかり叩けました。

　▼阪神・鳥谷（１―１の２死一塁で、一時勝ち越しの左中間二塁打）打ったのはカットボール。良い形で打ち返せました。高山が一塁からでしたけど、良くホームまで走ってくれました

　▼阪神・ゴメス（２―１の６回１死で、左中間へ２０号ソロ）　打ったのはフォーク。ここまで２つの三振をしてしまって、チャンスでダブルプレーになってしまう三振もあったけれども、終わったことだったし気持ちを切り替えて頭をリセットして打席に入ったんだ。それが良い結果につながったんじゃないかな。