ヤク山田抹消 左第8肋骨骨挫傷 史上初“4冠王”へ暗雲

[ 2016年8月11日 05:30 ]

7月30日の巨人戦で背中に死球を受ける山田

 ヤクルトの山田哲人内野手(24)が10日、名古屋市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け「左第8肋骨骨挫傷」と診断された。全治は未定。山田は出場選手登録を抹消され、名古屋から帰京した。

 7月30日の巨人戦(東京ドーム)で背中に死球を受けた影響で、9日の中日戦(ナゴヤドーム)で患部に痛みを訴えて途中交代。14年7月13日DeNA戦(神宮)から続いていたフルイニング出場が316試合でストップしていた。右太腿裏の張りも抱えており、登録から外した真中監督は「痛みや経過次第」とした上で「(最短期間の)10日で完璧になって戻ってくるのが理想。可能性は十分にある」と重症ではない見通しを示した。

 ただ、患部の回復が思わしくなければ、長引く可能性もある。ここまで打率・329、33本塁打、84打点。27盗塁。2年連続トリプルスリーが近づいている中での離脱となり、盗塁と打撃3部門の史上初の「4冠王」獲得へ暗雲が立ち込めた。

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2016年8月11日のニュース