富山第一 無安打から一転サヨナラ勝ち「意地を見せてくれた」

[ 2016年8月11日 15:15 ]

<富山第一・中越>9回、1死二塁の場面でサヨナラ打を放った富山第一に河原

第98回全国高校野球選手権大会第5日・1回戦 富山第一1―0中越

(8月11日 甲子園)
 富山第一が劇的なサヨナラ勝ちで初戦突破。8回まで中越のエース今村に無安打無得点に抑え込まれていたが、9回に2連続二塁打で試合にピリオドを打った。

 黒田監督は苦しい試合展開となったことに「選手たちは本来はもっと気持ちよくバットが振れるのですが」と苦笑い。それでも、「最後は意地を見せてくれた」と力強くうなずいた。

 サヨナラとなった9回は1死から3番の狭間がチーム初安打となる二塁打で出塁。続く4番の河原も相手エースの投球を捉えて、歓喜の瞬間を迎えた。「3ボール1ストライクなので甘いストレート一本に絞った」と河原。「コンパクトに振り抜けという監督からの指示通りの打撃ができた」と満面の笑みを見せた。

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2016年8月11日のニュース