レンジャーズのフィルダー現役引退へ 元阪神の父と同じ319本塁打

[ 2016年8月11日 05:30 ]

レンジャーズの主砲フィルダー(AP)

 07年の本塁打王、レンジャーズの主砲プリンス・フィルダー(32)が首の故障で事実上、現役を引退することになった。複数の米メディアが9日(日本時間10日)に報じたもので、10日(同11日)に会見を行う。

 7月下旬に首痛が悪化して故障者リスト入り。2度目となる首の椎間板ヘルニアの手術を受け、医師に現役続行は困難と判断された。通算319本塁打は、くしくも阪神でも活躍した父セシルと同じ本数だった。

 フィルダーはタイガース時代の12年に総額2億1400万ドル(約218億円の9年契約を結び、引き継いだレ軍と20年まで計9億6000万ドル(約98億円)の契約を残している。医学的勧告によるため、フィルダーが残る年俸を放棄しない限り全額保証される。

 前所属先のタ軍が一部を負担して、レ軍の支払い分は7億2000万ドル(約73億円)となっている。ただし、保険会社から50%を受け取ることが可能で、それをダルビッシュとの再契約資金に回すとの報道もある。

続きを表示

2016年8月11日のニュース