イチロー 3000安打へ王手!代打で内野安打、8試合12打席ぶり快音

[ 2016年8月7日 12:36 ]

ロッキーズ戦の8回、代打で三塁内野安打を放ち、メジャー3000安打達成へ王手を懸けたイチロー(AP)

ナ・リーグ マーリンズ6―12ロッキーズ

(8月5日 デンバー)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は6日(日本時間7日)、デンバーで行われたロッキーズ戦の8回に代打で出場し、三塁内野安打を放ってメジャー通算2999安打とし、大リーグ史上30人目の3000安打達成に王手を懸けた。

 7月28日(同29日)に行われたカージナルス戦の7回に代打で右翼線二塁打を記録して以来、7試合11打席連続で無安打が続いていたイチロー。この日も先発を外れてベンチで試合を見守り、ようやく8回に4番・スタントンの代打として出番が回ってきた。

 3―12と大量リードを許した8回無死走者なしの場面、この回からマウンドに上がったロッキーズの3番手右腕ライルスを相手に、イチローは2ボール2ストライクから外角高めの6球目を捉える。三塁線へのゴロをアレナドが素早く処理して一塁へ送球したが、イチローの快足が勝った。

 イチローは1死からリアルミュートの右二塁打で三塁へ進むと、代打ロハスの四球で満塁となり、続くディートリッチは押し出し死球。イチローが4点目のホームを踏んだ。マーリンズはこの回2点を返し、5―12とした。

 イチローはその裏から右翼の守備に就き、9回無死一塁で回ってきた第2打席では投ゴロに倒れて、大記録達成は7日(日本時間8日)以降に持ち越し。マーリンズはこの回1点を返したが、中盤の失点をはね返せず6―12で敗れた。

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