盛岡大付 初戦飾る 9回、菅原が決勝アーチ シーソーゲーム制した

[ 2016年8月7日 18:27 ]

<九州国際大付・盛岡大付>9回1死、勝ち越しソロを放つ盛岡大付・菅原

第98回全国高校野球選手権大会第1日・1回戦 盛岡大付8―6九州国際大付

(8月7日 甲子園)
 第98回全国高校野球選手権大会は7日、甲子園球場で開幕、第3試合は2年ぶり9回目出場の盛岡大付(岩手)が8―6で3年連続7回目出場の九州国際大付(福岡)を下し、前回出場の14年に続き初戦突破、2回戦進出を決めた。

 試合は点の取り合いとなった。盛岡大付が初回2死二、三塁から伊藤の右前2点打で先制、その裏九州国際大付は2死二塁から渡辺の右前適時打と安永の大会第3号となる中越え2ランで3点を挙げ逆転した。盛岡大付は3回2死一塁から塩谷の左中間二塁打で追いついたが、その裏九州国際大付は1死二塁から尾仲の中前適時打で勝ち越した。

 盛岡大付は4回、先頭の小原が大会第4号の右越えソロで再び追いつくと、6回1死二塁から途中出場の野坂が中越え二塁打を放って勝ち越した。九州国際大付は7回2死二塁から安永の中前適時打で追いついた。直後の8回、盛岡大付は2死一塁から比嘉の右翼線二塁打で再び勝ち越したが、その裏九州国際大付は1死一、三塁から暴投で再び追いついた。

 決着は9回、盛岡大付が1死から菅原の大会第5号となる左越えソロで勝ち越し、2死三塁から伊藤の左適時打でリードを広げその裏を守り切った。

 盛岡大付は先発坪田が3回4失点で降板すると、2番手の三浦が4回以降を2失点で踏ん張った。

 九州国際大付は粘り強い戦いを見せたが先発藤本が9回に力尽きた。

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