ロッテ 連勝ストップも粘り見せた、江村適時打に「必死にやるだけ」

[ 2016年8月7日 18:07 ]

パ・リーグ ロッテ3―5オリックス

(8月7日 京セラD)
 ロッテの連勝は3で止まった。だが、「逆転のロッテ」の粘り強さは見せた。

 0―5の5回。4回まで1安打に封じられていた山崎福から先頭の井口、鈴木が連打を放ち無死一、二塁の好機をつくる。細谷の中飛で井口がタッチアップで三塁に激走し、1死一、三塁。高浜に二ゴロで1点を返すと、2死二塁から途中出場の江村が初球を叩き右前適時打を放った。江村は「打席も守備も必死にやるだけ。それだけ」と話した。

 3点を追う6回には2死一、三塁から鈴木が右前適時打を放った。チーム唯一のマルチ安打をマークした鈴木は「なんとかつなごうと思っていた」。逆転はできなかったものの、最後まで追い上げた。

 投手陣は先発・涌井が3回5失点で降板した後、黒沢、香月良、田中靖、阿部とつないで追加点を与えなかった。伊東監督は「あまり投げていない投手にはいいチャンスだったし、しっかり抑えてくれた」と話し、落合投手コーチは「よく頑張った。競争がある中で、使える投手が出てきてほしい」と期待した。敗れはしたものの、収穫はあった。

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2016年8月7日のニュース