引退か、移籍か…不振のAロッド、8日に会見 GMと監督同席

[ 2016年8月7日 09:59 ]

ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手 (AP)

 ヤンキースはアレックス・ロドリゲス内野手(41)が現地7日午前11時(日本時間8日午前0時)に記者会見を行うと発表した。会見理由は明らかにされておらず、ブライアン・キャッシュマンGMとジョー・ジラルディ監督が同席するとだけ分かっている。複数の米メディアでは「現役引退か」、「解雇措置を取り移籍先を探すのか」と憶測が飛び交っている。

 ロドリゲスは現在現役最多の696本塁打を放っており、史上4人目の700号にあと4本に迫っている。通算3000安打にあと2本としているマーリンズ・イチロー同様に、大台到達へ注目を集めている。

 ただ今季はここまで打率・204、9本塁打と大不振。7月30日のレイズ戦を最後にスタメン起用はなく、ここ4試合連続で出番はなかった。来季も年俸2100万ドル(約21億4200万円)の契約を残しており、若手中心に切り替えた現在のチームにおいて今後の起用法が話題に上がっていた。

 チームでは通算404本塁打のマーク・テシェイラ内野手(36)が5日に記者会見を行い、今季限りでの現役引退を表明したばかり。ロドリゲスの口からどんな決断が語られるのか、注目される。

 ロドリゲスは93年ドラフト1巡目でマリナーズに指名され、18歳だった94年7月にメジャーデビュー。通算2781試合に出場し、3144安打、696本塁打、2084打点はいずれも現役最多。禁止薬物使用により14年には1シーズン出場停止処分を受けたが、昨季は33本塁打を放ち復活を印象付けていた。

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2016年8月7日のニュース